■ ほくろとは
ご存知でしたか?ほくろって、生まれた頃にはほとんどない
そうですよ。それが、3才から4才位になると一気に増えて、
その後、その数はあまり変化しない人が多いそうです。
私たちの体内にはほくろの元になる細胞があり、それがメラ
ニンという黒い粒を沢山作っては貯め込みます。そして、
その細胞が集まると黒く見えます。それこそが『ほ・く・ろ』、
医学養護では色素細胞母斑と呼ばれるものです。
「母斑」とは、生まれつきの「あざ」と言う意味で、「痣」と
いう字を書く訳ですが、最初に書いた通り、ほくろというのは
生まれた時には殆どありません。そこで、近年は「後天性色素
細胞母斑」と呼ぶ専門医が多いそうです。又、直径1p以上の
場合はほくろではなく「黒痣」となり、こちらは先天性の場合
がその殆ど、正真証明の母斑だそうです。ただし、その組織
そのものはほくろも黒座も全くと言っていいほど違いがなく、
通常はその大きさが判断基準になっているようです。
日本語では古くは母胎内でついた母親の糞と言われ、「母糞」
と呼ばれていたそうです。ところが、鎌倉時代初期になって、
黒っぽいその色に注目が集まったのかどうかは定かではありま
せんが、「黒母糞「となり、「黒母」と呼ばれるようになりま
した。それがやがて、”ハワクロ”から”ハウクロ”、さらに
は”ホウクロ”という音韻変化を経て室町時代末期になると、
いつしか「ほくろ」と呼ばれるようになっていたと言う通説が
あるそうですよ。
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